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【セミナーレポート】【社会視点からのDX事例】第3弾 味の素が社会課題解決を実現するためのデジタル活用

昨今DXの必要性が高まり、各企業で様々な取り組みが行われています。

メンバーズでは、DXは社会課題解決や脱炭素社会を実現するために行われるべきだと考えています。そこで「社会視点からのDX事例」と題し、社会課題解決を目的としたDXに取り組まれている企業さまにご講演いただくセミナーシリーズを企画しました。

本コラムでは、2021年6月22日に開催した「【社会視点からのDX事例】第3弾 味の素が社会課題解決を実現するためのデジタル活用」の登壇内容を一部抜粋しご紹介します。セミナー全体の内容については、セミナーアーカイブ動画を用意しておりますので、本コラムの末尾に記載の案内よりお申し込みください。

目次

 

「食と健康の課題解決」実現のためのDX

スピーカー:味の素株式会社 代表取締役 副社長執行役員 CDO 福士 博司氏

味の素株式会社のCDO(Chief Digital Officer)でJapan CDO of The Year 2020を受賞されている福士 博司氏にご登壇いただき、CDOとしての役割や、ビジネス成長を加速するDXを実行するための組織づくり、具体的な実践手法についてお話しました。

 
DXを始めるきっかけは、株価の下落だった

味の素さまでDXを始めるきっかけとなったのは、それまで右肩上がりだった株価が2016年頃に下落したことだそうです。企業価値を向上させるために変革が必要であると認識し、本格的にDXを始めることとなります。

これまでも働き方改革や組織再編、ダイバーシティ推進などあらゆる取り組みを実施してきましたが株価は上がらず、CDOの任命・DX推進員会やDX部の発足などの実質的なDX推進をはじめたところ、1年強で株価が上がり始めたといいます。

 
DXで何をやるか

デジタルの活躍するべき部分は、目に見えないものを数値化して見えるようにするのが主な役割に違いないと仮説を立てて取り組んできたと語る福士氏。企業内のいわゆる「見えない組織資産」(人材資産・顧客資産・組織資産(文化))を見える化することで、企業の価値向上を目指すことを決めました。実際に、味の素では社内の組織文化診断スコアーと業績の相関関係が見られることが分かっています。

アーカイブ動画のご案内

味の素さまで行っているDXの取り組み、変革に当たっての葛藤や経営の覚悟として行ったことなど、本コラムには書ききれない有益なお話をたくさん伺いましたので、続きは本セミナーのアーカイブ動画をご覧ください。こちらよりお申込みいただいた方にご案内しております。

※恐れ入りますが、Web制作会社、広告代理店、システムインテグレーション等のパートナー企業とフリーランスなどの同業他社の方のお申し込みはご遠慮いただいております。

20210914_ajinomoto_digital_01今後もメンバーズでは、気候変動問題への取り組みや、社会視点を持ったDXを実践されている企業さまの取り組みをご紹介するセミナーを開催してまいります。ご期待ください!

執筆者紹介

鈴木 萌果

EMCカンパニー EMC推進室 マーケティング&コミュニケーショングループ

2015年にメンバーズへ新卒入社。ソーシャルメディア運用・広告ディレクション業務を経験し、現在はEMCカンパニーの広報・マーケティングを担当。社内のサービス・取り組みを発信する『EMCライター』という社内唯一の職務をせっせと遂行中!

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