気候変動はビジネスの脅威であり、気候変動への対応は企業経営において極めて重要な課題となっています。
⼤胆かつ早急な脱炭素が求められる中、企業が持続的に取り組みを進めていくには⽣活者の意識や実態の把握も必要となります。そこで、企業と⽣活者が⼀体となって脱炭素社会の実現を⽬指すー助となることを⽬的とし、本年も「気候変動と商品・サービスの購⼊に関する⽣活者意識調査(CSVサーベイ 2024年)」を実施しました。
本レポートでは、生活者の気候変動問題に対する関心度や、普段の買い物における「環境配慮・サステナビリティ」の重視度合い、環境ラベルやカーボンフットプリントの表⽰が購⼊意向に与える影響、プラスチックに対する生活者の認識などについて明らかにしています。脱炭素・サーキュラーエコノミー型の商品・サービス企画や、マーケティングコミュニケーション企画の参考情報としてご活用ください。(全57ページ)
目次
- 調査実施概要
- 調査結果サマリー
- 調査結果からの提言
- 調査結果
- ⽣活者の65.5%が気候変動問題に関⼼を持っており、5年連続で63%以上
- ⽣活者の17%が気候変動を意識して⾏動、70%以上がサーキュラーエコノミー型の商品開発や輸送・販売⽅法を期待
- ⽣活者の5割以上が普段の買い物で「環境配慮・サステナビリティ」を重視
- 環境に配慮した商品・サービスの購⼊意向は64.7%
- 環境ラベルやカーボンフットプリントの表⽰によって購⼊意向が⾼まる
- 環境に配慮した商品・サービスの購⼊意向があるのに「購⼊していない」⼈は46.2%、商品・サービスを選ぶための情報が⾏き届いていない
- 企業の環境配慮の取り組みについて、情報発信が「わかりにくい」と感じている⼈は64.3%
- プラスチックは環境影響をもたらすと認識。バイオマスプラスチックの環境性能は認知されていない。
- Appendix
- メンバーズ脱炭素DXソリューション紹介